そうなんですよ。

そうなんですよ。

解釈世界

わたし達人間は「解釈世界」で生きている。

文章やものごとの意味を、受け手として理解することで、この世界は回っているのだ。レストランで食事をすませた父親が「早く」と言えば、子供はご飯を急いでかきこむ。国会議員が「静粛に。」と言えば、喧騒に包まれた議会は落ちつきをとりもどす。時もある。「たばこ。」とコンビニの店員さんに言えば、店員さんはケースからたばこの箱を取り出し、持って来てくれるだろう。

だからなに?
それがどうしたの?

そう思われるかもしれない。たしかに人間が「解釈世界」で生きているからといって、日常生活で特段こまることはない。子供を急かすことも、議員を静かにさせることも、たばこを持って来てもらうこともできる。しかし「解釈世界」に生きていると自覚しないと、時に大きな問題を抱えることになる。

続きはいつか書く。かもしれない。