そうなんですよ。

そうなんですよ。

カテゴリーをつくる

Aというカテゴリーがあるとする。通常、私たちはAというカテゴリーで、プレゼンスを高めようとするだろう。Aというカテゴリーで強いポジションを取るべく、多大な力をかけて、努力するだろう。その努力は素晴らしい。しかし、圧倒的に強い立ち位置を獲得するためには、既存のカテゴリーで勝負するのではなく、新しいカテゴリーをつくり出すのが重要だろう。つまり、Bというカテゴリーをつくり出すのだ。そして、そのカテゴリーでトップの地位を守り抜く。それがブランドになる。

といっても巨大なカテゴリーをつくり出す必要はない。「AというカテゴリーがあるのでBというカテゴリーをつくる」のは強者の戦い方だ。大きな資本や権力、名声などがなければ、そのようには戦えない。個人にできることは限られている。Aのちょっと横くらいのカテゴリーを作りだすくらいで充分ではないか?